青山が過去に“ヤクザ組長を殺し金を横領して逃げた”衝撃の過去を持った人。。
三平を使って青山を探させていたのは青山が殺した組長の息子・3代目でした。
しかし、2代目と権田組組長を殺したのは青山じゃなかった、ということ。
事件のあった夜、2代目は権田組に手打ち話をしに行っていました。
なんとか交渉が成立した後、権田組の組長が3代目(息子)をバカにした事がきっかけで言い争いになり、そのまま相打ちになってしまったのでした。
死ぬ間際2代目は、組長が子煩悩と知られてはしめしがつかないと、夕張と青山に口止めしていたんです。
そして青山に『イケてる珈琲屋になれよ』と伝え死んでいきました…。
青山はこの殺しは自分がやったという事にしようと夕張に提案します。
真相が知られたらまた報復合戦になり2代目悲願の手打ちもおじゃんになり、3代目も狙われてしまう…と。
そして自分の指を2本切り落とし、『ぼっちゃんさまにこれを』と夕張に頼んでいました。
青山が3代目を守るために罪を被った事、実は2代目は子煩悩だった事。
自分が愛されていた事を初めて知った3代目は…『うそだ そんな美談 くそだ うそだ』と言って涙を流します。
全てを知った3代目から解放された青山たち。
青山・志麻・三平は、たこじいさんの奥さん・幸子の家に戻り、ついに骨を渡す事ができます…
そこで聞かされたたこじいさんと幸子の昔話は悲しくも、愛情に満ち溢れた話でした。
話を聞いた後、幸子に自分の移動車を見せる青山。
たこのイラストがたくさん描かれたその車・移動珈琲屋は実はたこじいさんが「幸子と見た夢の話」だったんです。たこじいさんの思いが受け継がれた車を見て、『たこさん』と何度も名前を呼び、『一緒のお墓に入りましょう』と涙する幸子。
その後幸子は、お墓に青山たちを連れていき、たこ型をした墓石を見せます。
ここでたこさんと私は一緒になるという幸子の言葉を聞いた青山は、『おいたこじじい 最高にポップなゴールじゃねぇか』と涙を流します…
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