人気漫画の「からかい上手の高木さん」が映画で実写化されることが発表されました。
2024年5月31日公開となるということで注目を集めていますが、そんな中、話題になっているのが設定がかなり変わっていることについてです。
原作の10年後を描いた作品で永野めいさんが主演の高木さん役を務め、高橋文哉さんが西方くん役を担当することに。
そこであまりにも内容が変わりすぎていることから、この記事では
・なぜ原作と違うのか？【理由3選】
について詳しく解説していきます。
それでは、実際の読者からのコメントがこちらとなっています。
からかい上手の高木さん 実写 やめろひどい？
高木さんをからかい上手で知る人なら、あのキャラは10年後の未来を妄想するスピンオフ実写には不要だろうって思わない？絶対いらないよね。原作通りならわかるけど、なんで映画制作ってタイトルだけ借りてオリジナル作品に手を出すのか、理解できないわ。馬鹿げてるよね？
からかい上手の高木さん、実写映画になるみたいだけど、あれって中学生特有の初々しさがウケてるわけじゃん。10年後の未来っていう上にオリジナルストーリーだと、ただの恋愛映画になっちゃいそう。原作の魅力を上手く引き出せるかな？
これ、成功しても「高木さんじゃなくてもいいじゃん？」って批判されそうで、失敗したら「ゴミみたいな実写化がまた増えた」「キャストと原作の無駄遣い」って叩かれちゃうかもね。中学生キャストが難しいなら、素直に「元高木さん」の実写化を検討すればいいのにね。
こちらを見ていただいても分かる通り、違和感を感じている人がかなり多いようですね。
実際に設定があまりにも違いすぎます。
今回の作品はもともと原作があって、さらに漫画がかなり人気な作品となっています。
このように人気な作品は、当然、濃いファンなども多くなっているので、このことから考えてみても、この作品が好きな人にとって名前だけ借りているようにも思われてしまいます。
そうなってくると、読者としてはやはり違和感があるので、このような形で批判的なコメントが多くなってしまうのも仕方がありませんね。
実際の設定の違いがこちらとなっています。
からかい上手の高木さん原作と映画実写化の比較
| 項目 | 原作 | 映画実写化 |
|---|---|---|
| 年齢 | 14歳前後 | 23歳前後 |
| 関係 | 中学校の同級生同士である「西片」と「高木さん」 | 原作の10年後、教師 |
こちらを見ていただいて分かる通り、あまりにも違いすぎるので、違和感を感じる人が多いようですね。
ここまで違うのであれば全く違う作品として売り込んでほしいと言う意見がかなり多いようです。
実際にここまで違うスピンオフ作品で、かつ実写版となってしまうと、普段から読んでいた読者たちが、なぜわざわざ今回の作品を原作の名前を借りてやらなければいけなかったのかと言うふうに違和感を覚えてしまいます。
それではなぜこのような形で原作と大きな違いのある映画がどうなってしまったのか理由について詳しく解説していきます。
からかい上手の高木さん 実写化はなぜ原作と違う【理由3選】
『からかい上手の高木さん』が実写映画化される際、原作との違いが生じた理由にはさまざまな要因が考えられます。
以下に、その理由を3つ予想し、詳しく解説します。
理由1.中学生や高校生では名前が売れているキャストが見つからなかったから
実写映画制作において、キャストの選定は重要なポイントです。
原作の人気キャラクターを適切に演じるためには、実力派の俳優や女優が求められます。
中学生や高校生のキャラクターには若手俳優を起用することが一般的ですが、原作のキャラクターたちの個性や魅力を最大限に引き出すことが必要です。
しかし、予算やスケジュールの制約、またはキャスティングの適性に関する理由から、中学生や高校生の役柄にふさわしい有名な俳優や女優が見つからなかった可能性があります。
『からかい上手の高木さん』は、人気のある漫画作品で、原作のファン層は主に10代から20代の若者です。
実写映画化のプロデューサーは、原作のファン層に合わせて、高木さんと西片を10年後の大人に設定した可能性があります。
これにより、原作のファンも実写映画に興味を持ちやすくなります。
実写映画のキャストには、若手の俳優である永野芽郁と高橋文哉が抜擢されました。
これは、彼らが既に注目を集めている名前であり、観客の動員を増やす狙いがあったと考えられます。
しかし、中学生や高校生の役を演じるのは難しいため、キャストが10年後の大人に設定された可能性があります。
理由2. 中学生や高校生では映画の撮影のスケジュールが組めないから
そして何よりも 理由として考えられるのが 中学生や高校生では映画の撮影のスケジュールが組めなかったのだと考えられます 。
どういうことかと言うと 実は中学生 や高校生などの 未成年は 夜22時までの仕事となっており それ以前での仕事というのは法律によって禁止されています。
このことから考えてみても 映画の撮影は朝早くから 深夜まで続くことが多いので中学生や高校生などをこの作品の主演にできなかったのではないかと考えられます。
当然、中学生や高校生など、深夜まで働かせる事はできないので、そうなってくると、成人した人たちをキャスティングしなければいけません。しかし、そうなってしまうと原作とかけ離れてしまうのは仕方がないので、オリジナリティのある展開にしたのではないかと予想できます。
理由3. 中学生や高校生では演技力に不安があったから
『からかい上手の高木さん』は、感情豊かなラブコメディであり、キャストの演技力が重要です。
中学生や高校生の役には演技の難しさがあり、実写映画化のプロデューサーは、演技力に自信があるキャストを起用することで原作の魅力を再現したいと考えた可能性があります。
そのためには、キャストが10年後の大人に設定される必要があったでしょう。
以上が、『からかい上手の高木さん』の実写映画が原作と異なる理由の予想です。
プロデューサーの本当の意図はわかりませんが、原作の魅力を引き継ぎつつ、新たな要素を加えることで観客に楽しんでもらえることを期待しています。
それでは最後に肯定的な意見についても見ていきましょう。
#からかい上手の高木さん 実写映画化★
芽郁ちゃん文哉くん初共演おめでとう💖早速朝からNetflixで見始めたけど、一発目の高木さんの声と雰囲気が芽郁ちゃんすぎて衝撃走った😂西片との掛け合いが凄く文哉くんとしている想像ができて楽しみすぎます🫣❤️
公開待ち遠しぃ〜！！！ #永野芽郁 pic.twitter.com/N6Xk6WQAXr
— はなな (@HanaMei5) November 28, 2023
実写ドラマに続き実写映画も公式発表されました❗️🎉
原作・アニメとはまた違った目線で作品を見られそうですので、いちファンとして非常に楽しみです🤗全編小豆島ロケですし🏝️😉
2024年もますます盛り上がる「高木さん」から目が離せませんね🥰#小豆島#高木さんめ#からかい上手の高木さん pic.twitter.com/rGiHyrireC
— marimo (@marimo_takagi3) November 28, 2023
からかい上手の高木さん実写映画化に
「なぜ10年後に設定変更して映画化するんだ！」
という意見が結構あったんで調べてみたけどこれって今TBS系で放送してる高木さん実写ドラマの10年後映画なんだから別に問題ないんじゃね？
（監督も一緒）って感想になった俺 pic.twitter.com/YCVERMJpIq
— こば＠ジェミニのサガっ子クラブ (@koba200x1) November 28, 2023
こちらを見ていただいても分かる通りぜひ見たいと言う人も多いようですね。
実際に気になる部分もあります！
原作から10年後の時間軸
『からかい上手の高木さん』の実写映画が原作から10年後の時間軸で展開される理由は、物語の進化と登場人物たちの成長を観客により深く感じさせるためです。
原作の終了から10年経った世界では、高木さんや西片などのキャラクターが新たな局面で直面する様子が描かれ、ファンは彼らの進化に期待を寄せることができます。
オリジナルストーリーの教育実習生と体育教師
実写映画では、高木さんが教育実習生として母校へ帰り、西片が母校で体育教師になるというオリジナルストーリーが描かれます。
この選択は、新しい状況でのからかいや恋愛の模様を提供するだけでなく、登場人物たちの職業による独自のユーモアやドラマを生み出すことが期待されます。
これからの映画化について注目していきましょう。
まとめ
以上の３の理由が組み合わさり、原作から10年後の時間軸とオリジナルストーリーが採用され、中学生や高校生のキャスト難からくるキャスティングの難しさを克服しました。
『からかい上手の高木さん』の実写映画は、原作ファンに新たな驚きと感動を提供することでしょう。
実写映画化の成功には、原作の精神を受け継ぎつつも、映画ならではの工夫や変更が必要です。
『からかい上手の高木さん』の実写映画も、時間軸の変更や新たなストーリーの導入によって、観客に新たな視点から原作の世界を楽しませることが期待されます。
これからどのような形で作品が描かれていくのか注目していきましょう。実際に見てから判断するのが良さそうですね。
もしかするとキャストが豪華であることから考えてみてもいざ見てみたらすごい作品である可能性も高いです。例えばるろうに剣心などももともと必ず失敗すると言うふうに実写化が話題になっていました。
しかし原作が漫画の作品の中で、今では最も売れている実写化映画となっていまして、このことから考えてみても分かる通り、実際にキャスト次第です。そして監督さん次第で作品を良くしていく事は可能なので、これからの映画の展開にも注目していきましょう。