サッカー日本代表北朝鮮中止理由はなぜ?
2026年ワールドカップアジア2次予選において、日本代表は北朝鮮に対して1対0で勝利を収めました。
しかし、北朝鮮側の移行により、突如として試合の開催が中止となることが発表されました。
この突然の発表は、サッカーファンはもちろんのこと、関係者をも驚かせました。
日本代表は、昨年11月から3戦3勝という強さを見せており、次戦に向けた意気込みも高まっていた中での中止は、多くの人々にとって予想外の出来事でした。
それではなぜこのように中止となってしまったのか、理由について解説していきます!
「人食いバクテリア」の懸念
北朝鮮が試合の開催を突如中止した理由として、日本国内で「人食いバクテリア」と呼ばれる感染症が急速に拡大していることが挙げられます。
この感染症は、正式には劇症型溶血性レンサ球菌感染症と呼ばれ、非常に高い死亡率を示しています。
実際に全国の日本の感染者報告は過去最高記録しており、2023年941人・2024年3月の時点で517人とおそらく今後も過去最高を行く可能性はかなり高くなっているので、そのことから考えてみても北朝鮮が中止する と言うのは仕方ない部分も実はあります・・・
去年は日本でこの感染症による患者数が941人に達し、過去最多を記録しました。
そして、今年もすでに517人の患者が確認されており、警戒が必要な状況です。
北朝鮮は自国の医療体制の脆弱さを考慮し、感染症の拡大を恐れて開催を中止した可能性が高いと考えられます。
政治的な背景と影響
開催中止の背景には、他にも複数の要因が存在する可能性が指摘されています。
一つには、北朝鮮が自国への過剰な警戒を理由に挙げています。
また、北朝鮮は日本政府の制裁措置に対する不満を示しており、これが急な試合中止の理由の一つとなった可能性があります。
こうした政治的な事情が絡み合い、選手たちが翻弄される形となりました。
この一連の出来事は、国際スポーツイベントが持つ複雑な背景と、政治や健康問題がこれらのイベントに及ぼす影響を浮き彫りにしています。
法的な根拠も!?
そして実は北朝鮮については、感染病に対してかなり警戒している部分があります。実際に法律も改正されるなど、感染病に対策をかなりしている中で、日本が感染病が流行っており、そんなチームを国内に入れることができないと言う判断になっているのだと考えられます。
実際に 政府達としてもサッカーをしたいと言う気持ちはあるのだと考えられますが、どうしても法律を作ったにもかかわらず、サッカー等の試合の場合は、目をつぶるようなことをしてしまえば批判が出てきてしまいます。
そういった批判を考えた上での中止なのだと考えられます。
サッカー日本代表北朝鮮中止の経緯
田嶋幸三会長は 今回中止したことについて以下のように経緯を話してくれています!
試合当日の朝、DPR KOREA(以後、北朝鮮と表記)から公式に平壌での開催は出来ないとレターがアジアサッカー連盟(AFC)に届き、それを受けてAFCは、マレーシア時間の15時(日本時間16時)までに中立地の代替案を提案して、北朝鮮の責任の下でやりないさいとなりました。それ以降、我々も決定を待っていましたが、昨日昼の段階で平壌の開催はない、夕方になって代替地でもやらないし、新たな日程を組むこともない、つまり試合がなくなると通達がありました。そのうえで、今後どうするかということについては、6月に2試合あることは決まっているので、もう(新たに)試合日程を組むことはできません。これをどうするかはFIFAの規律委員会で決めることになっています。その結果がまだ出ていないので、決まり次第、JFAの新たな組織からお伝えすることになると思います。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20240323/1874589.html
このように中止の決定は、両国代表の間でさまざまな調整が行われた結果です。
北朝鮮代表は既に北京経由で帰国の準備を進めており、選手団は北京の空港に到着しています。
選手たちは、新型感染症の予防のため、マスクを着用しており、感染症対策の意識の高さがうかがえます。
中止の主な原因は、北朝鮮側が新型感染症の流入を強く警戒していることにあります。
日本からの人流による感染拡大のリスクを懸念し、北朝鮮は試合の延期や開催地の変更を国際サッカー連盟に要請していました。
これに応じ、アジアサッカー連盟は平壌や第三国での開催を見送り、試合の取り扱いはさらなる検討を要するとして、国際サッカー連盟(FIFA)の委員会に付託されました。
北朝鮮代表の帰国と今後の影響
北朝鮮代表の帰国は、今回の試合中止に関連して、さまざまな議論を呼び起こしています。
選手たちの安全を最優先する一方で、スポーツイベントの中止は、両国間の交流にも影響を及ぼす可能性があります。
特にサッカーは世界的に人気が高く、国際試合は文化交流の一環としても重要な役割を果たしています。
今回の中止は、両国間だけでなく、国際社会におけるスポーツを通じた交流の重要性を再認識させる出来事となりました。
今後、北朝鮮代表の動向や国際サッカー連盟による決定が注目されます。
試合の再スケジュールや代替案の提案がなされる可能性があり、サッカーファンは新たな展開を待ち望んでいます。
しかし、何よりも重要なのは、選手と観客の健康と安全を確保することです。
国際社会は、今後も感染症の拡大防止とスポーツイベントの安全な実施のために協力していく必要があります。
それでは、ネットの反応や視聴者の反応について見ていきましょう。
アウェイ戦は延期なしでFIFA厳罰で永久追放?ネットの反応は?
アウェイ戦は延期なしで 急遽試合自体がなくなると言う前代未聞の展開になったことから、サッカーファンの皆さんからは、かなり批判的なコメントが多くなっています。
特に多いコメントとはいうのは
「FIFAから厳罰で永久追放した方が良いのではないか?」
と言うコメントも多くなっています。
実際の反応がこちらとなっています。
北朝鮮のアウェイは危ない。国際Aマッチの準備はかなり厳しいものがある。もやもやすることも山ほど。考えてみれば、わけのわからない障害や危険、遠い異国での試合、長旅の後の体調管理に、高温多湿の環境でのプレイ、そしてラフプレイからくる怪我…これらを全部避けられたら、それはそれで素晴らしいこと。でも、こんなことばかりしてる国には、もう国際試合の場に出る資格なんてないと言いたくなるよね。
日本の試合は、不戦勝という結果に終わりました。それに伴う、今大会からの追放や、次回2030W杯予選への参加禁止といった処分も考えられる。まさに前代未聞の大失態で、なでしこジャパンの事例に続くとはね。さらに、AFCの統治能力にも疑問符がつく。FIFAも事実上の共犯。彼らが承認した以上、AFCに対する処分も必要じゃないかな。現状、日本側に責任を押し付けているが、どうやって被害者面をするのか、また、AFCの解釈のアクロバティックさが北朝鮮を擁護している姿は、本当に見ものだよ。
北朝鮮によるサッカーの日朝戦の一方的な中止宣言は、FIFAやAFCの権威を傷つけたのではないだろうか。これにより「国際社会からの非難」が集まっている。北朝鮮が「日本で流行っている感染症を防ぐ」という名目で開催中止を宣言したことは、日本に責任をなすりつける行為で、決して許されるものではない。結局のところ、FIFAは北朝鮮に対して除名処分などの厳しい措置を取るべきだと思うよ。再発防止のためにもね…
この通りかなり批判的なコメントが多いようですね。
実際に本来計画していたものがなくなるというのはかなり日本代表にとっても辛い事でもあります。
というのも、北朝鮮でのアウェイの試合があるからこそ、試合に出さなかったメンバーも数多くいます。
実際に日本代表選手は海外選手が多く召集されているため、日程調整がかなり難しいのか聞いてくれています。
それにもかかわらず、このようにただ移動しに来ただけと言うのは、日本代表選手にとっては特に予定が狂う内容となっています。
例えば久保くんなどもスペイン1部リーグレアルソシエダのスタメンとなっており、世界的スターレヴァンドフスキや ワールドカップを優勝に導いたフランス代表グリーズマン、世界最強のチームレアル・マドリードのブラジル代表、ヴィニシウス、モドリッチなど多くの選手がいる中で、スペイン1リーグ 月間最優秀選手賞を久保くんがこの22歳と言う年齢で獲得しています。
その1ヵ月最もクオリティーの高いプレイを見せ、結果を出した選手として表彰されているような選手のスケジュールを狂わせていることから、考えてみても、批判的なコメントが多くなっても仕方がありませんね。
それでは最後に今回の記事のまとめを見ていきましょう。
まとめ
今回の記事のまとめがこちらとなっています。