2025年11月10日に公開された日本サッカー代表チームの公式ポスターが、まさかの“炎上騒動”に発展。
SNS上では「デザインが太極旗を連想させる」「なぜこの構図に?」といった声が相次ぎ、国内外で大きな議論を呼んでいます。
デザインやコンセプトをめぐって批判が広がり、制作意図や担当デザイナーにも注目が集まっています。
この記事では、
・日本代表ポスターが炎上した主な理由3選
・デザインを手がけた「作成者」は誰なのか
・今後「JI BLUE」はどうなるのか
この3点を中心に、最新の動向とSNSの反応をまとめて詳しく解説していきます!
日本代表ポスター炎上はなぜ【理由3選】
理由1:ポスターデザインが韓国国旗を連想させたため
日本代表ポスターなのに、パッと見た瞬間に韓国国旗を思い出すような配色と配置だったことがまず大きな火種になりました!
青と赤の円が中央で重なり合う構図や、その周りに入った黒いラインが「太極旗みたいに見える」とSNSで一気に広がっていったんですね。
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日本代表のキャンペーンなのに、他国の象徴を連想させるビジュアルに違和感を覚えた人が多く、「これは本当に日本代表のポスターなの?」というモヤモヤが一気に可視化された形です。また、JFA側からデザイン意図の丁寧な説明がほとんど出てこなかったことで、「なぜこのデザインなのか」が分からず、不信感に火がついてしまったのもポイントです!

もし事前に「水平線や地平線をモチーフにした抽象的な表現です」などの説明があれば、ここまで炎上していなかった可能性もあり、コミュニケーション不足が炎上をブーストしたパターンと言えます。
理由2:アンバサダーが韓国資本比率の高い事務所所属なため
2つ目の理由は、起用されたJO1・INIが所属するラポネエンタテインメントの「韓国資本比率の高さ」に対する反発です!
ラポネは日本の吉本興業と韓国大手企業CJ ENMの合弁会社で、出資比率は韓国側が約7割、日本側が約3割と言われています。

この構造がSNS上で拡散されると、「日本代表の広告なのに、利益の大半が韓国側に流れるのはどうなの?」という声が一気に増えていきました。
また、K-POPスタイルのオーディション番組から生まれた“和製K-POPグループ”という背景もあり、「日本代表の顔としてふさわしいのは日本のサッカー選手や国内クラブのレジェンドでは?」という意見も多く見られることに、
サッカー日本代表は、ファンにとって“国の象徴”に近い存在なので、そこに韓国資本の色が強いタレントを前面に出したことで、ナショナリズムとエンタメの線引きが曖昧になり、「応援したい気持ちはあるけどモヤモヤする」という層が一気に増えてしまった形です。
理由3:「日本代表らしさ」と収益面のミスマッチへの不満
3つ目の理由は、「日本代表のブランドイメージとアンバサダー起用の方向性がズレている」と感じた人が多かったことです!ポスターやキャンペーンの主役にサッカー選手ではなくアイドルユニットが大きく映っていたことで、
「これってサッカー日本代表のキャンペーンだよね…?アイドルコラボの宣伝じゃないよね…?」
という戸惑いが生まれました。本来であれば、日本代表の選手や過去のレジェンド、育成年代の選手たちが前に出てくることで、「日本のサッカー全体を盛り上げたい」というメッセージが伝わりやすくなります!しかし今回は、グッズやタイアップ、配信企画などで生まれるお金や注目が、サッカー界ではなく“アイドル側に流れているように見える構図”になってしまったのが問題視されました。結果として「日本代表の名前を使って誰が一番得をしているのか分からない」「JFAはどんな基準でアンバサダーを選んだの?」という疑問だけが残り、説明不足とミスマッチ感が合わさって炎上が加速したと考えられます。
日本代表ポスターの作成者は誰?
JFA(日本サッカー協会)が制作し、過去の広報デザインを踏襲した構成だった
今回の日本代表ポスターは「誰が作ったのか?」という点がSNSで大きく注目されました!結論から言うと、ポスターを制作したのは日本サッカー協会(JFA)側で、外部クリエイターではなく、JFAが普段から使っている広報デザインの“延長線上”として作られたものと説明されています。
JFAは13日、問題になったデザインについて
「議論を呼び起こす意図はなかった」
と産経新聞に回答し、過去に制作した2025年3月発表の広報ビジュアルと“同じ概念で作成した”と述べました!
つまり、今回のポスターは特別な外注デザイナーが仕掛けたものではなく、JFAが一貫して使っている“公式デザインライン”の中で生まれたものだったというわけです。 では、なぜここまで「作成者は誰?」と騒がれるほど炎上してしまったのか。
その背景には、ポスターに採用されたビジュアルが太極旗(韓国国旗)と類似しているという指摘が爆発的に広がったことがあります!青色のユニフォームを着たアンバサダー「JIブルー」のメンバーの背後にある“赤い円”が日の丸と重なりながら、ポスター四隅に配置された“短い3本の黒いライン”が太極旗の黒い卦に見えるという声がSNSを中心に相次ぎました。
この「デザインの意味が分からない」「なぜこう見えるのか」という疑問が、多くの人の不安や不信感を加速してしまったんですね。また、JFAが公開したタイミングが、ちょうどアイドルユニット「JI BLUE」の結成日(10日)と重なっていたこともあり、サッカーファンの中には「サッカーなのにアイドル優先のデザイン?」と混乱する人も出てきました! さらに、この“太極旗に似ている”という点が国内メディアでも取り上げられたことで、「誰がこのデザインをチェックしたのか?」という視点が強まり、結果的に“作成者”そのものが炎上の焦点になってしまった構図です。JFAは“過去のデザインの概念を踏襲しただけ”と説明していますが、その意図が十分に伝わらなかったことで誤解が大きく広がってしまったと言えます!
JI BLUEはどうなる?
現時点では JI BLUE(JO1・INIによる日本代表公式アンバサダー)は“基本的に続投”となる可能性が高いです。
今回のポスター騒動で大きな議論が起きたことは事実ですが、JFA・JO1・INIともに公式に「解散」「契約終了」「辞退」などの発表は一切ありません!
ただし、今後の展開にはいくつかのシナリオが考えられるため、それぞれ整理しておきます。
続投の可能性が高い理由
まず大前提として、JI BLUEはJFAが正式に発表した“日本代表公式アンバサダー”で、短期コラボではなく、W杯2026に向けた長期戦略の一部として組まれているプロジェクトです。
契約期間・プロモーションスケジュール・制作物などはすでに進行しているため、今回の炎上だけで一気に中止する可能性は高くありません。
またJFA側も「デザインに意図はなかった」と早めに説明し、沈静化の流れを作ろうとしているため、プロジェクト全体を止める流れにはなっていません。
JO1・INI側が辞退する可能性は“ゼロではない”が低い
一部のファンの間では「2グループが辞退してあげたほうがいいのでは?」という声も出ていますが、現実的にはその可能性は低いです。
辞退のハードルが高い理由は以下の通りです。
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公式アンバサダー契約は企業・協会との正式契約であり、簡単に撤回できない。
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辞退すると「炎上による降板」というネガティブイメージが残り、双方にとってマイナス。
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JO1・INIの“サッカー好きメンバー”で構成されており、プロジェクトへの本人たちの意欲も高い。
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海外展開・大型キャンペーン・CMなどがすでに動いている可能性がある。
つまり、辞退は「損失が大きすぎる」ため、双方の判断としては現実的ではないということです。
今後の見直しで最もあり得るのは?
辞退よりも、以下のような“軌道修正”が行われる可能性が高いです。
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ポスター・ビジュアルのデザイン修正
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日本代表選手との露出比率を調整し、サッカー色を強める
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プロジェクト趣旨や制作意図を、より明確に説明する広報対応
つまり、JI BLUEそのものを消すのではなく、
「継続しつつ、炎上ポイントを改善する」という方向性が最も現実的です。
結論
JI BLUEは基本的に続投する可能性が高い。
辞退の可能性はゼロではないが非常に低い。
炎上によって一時的に議論が過熱したものの、プロジェクトの根幹が揺らぐほどの状況にはなっておらず、今後は「デザイン修正」「広報強化」で軌道修正しながら進んでいくと考えられます。